韓流ドラマにハマる理由とは?
ここ数年で韓流ドラマが流行したと思ったらいつの間にか定番のジャンルの1つとなりました。
恋愛物からドキュメンタリーなど様々なジャンルでも『アカデミー賞』、『ゴールデングローブ賞』などの世界の名だたる賞を受賞するようになっています。
つい最近ですと映画『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画の最高賞であるパルムドールを受賞しました。
そのこともあり日本だけでなく海外でも韓国エンタメの強さが示されました。ではなぜ韓国エンタメはこんなにも強いのでしょうか?なぜ強いのかをかいていきたいと思います。
韓国ドラマから見るエンタメの強さについて
韓国ドラマからなぜ海外から高い評価を受けるのかを考えてみましょう。考えられるのが3つほどあります。まず挙げられるのは海外に輸出する姿勢が挙げられます。
韓国では映画やドラマといったエンタメを海外に輸出前提条件としているので、脚本やつぎ込む資金が日本のエンタメ業界とは規模が違います。
そういったこともあり、日本でも韓流ドラマが人気になったのではないでしょうか?
次に挙げられるのは、韓流ドラマは韓国ドラマ専用の賞があります。その賞を受賞できるかできないかというところで作品の評価が大きく変わってきます。
作品の評価が高ければ高いほど韓国以外でも受け入れられる作品づくりができるのではないでしょうか。
3つ目は視聴者の意見によって作られるという点です。韓国の視聴者は映画などのエンタメに対して目が肥えています。
そういったこともあり視聴者の意見を受け入れることによってより良い作品作りができます。いい作品ができれば海外に輸出することもできます。
そういうわけでますます韓国ドラマの人気が高まるということです。
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韓国ドラマの有名な監督と俳優について
韓国ドラマを見るのであれば、ドラマを制作している監督を知っておくとより韓国ドラマが楽しめます。
例えばアクションならこの監督、恋愛モノならこの監督というように監督によって得意分野が大きく変わってきます。
まずオススメしたい監督は『ポン・ジュノ監督』です。
ポン・ジュノ監督の代表作は映画『パラサイト 半地下の家族』、ドラマ『グムエル 漢江の怪物』、『オクジャ』などを制作しています。
実話をもとにしたドラマやSF作品など幅広い作品を作成し続けています。
次に抑えておきたい韓国の俳優は『イ・ヨンエ』さんです。
イ・ヨンエさんはソウル市出身の女優さんです。
14歳からモデルとして活躍し、大学生になってから芸能活動を本格的に始めてから本日まで韓国を代表する女優さんとして活躍しています。
韓国ではお嫁さんにしたい女優1位に選ばれています。
代表作は『宮廷女官チャングムの誓い』、『ドクターズ』などです。
つぎに抑えておきたい俳優は『マ・ドンソク』さんです。韓国俳優にはめずらしくゴリマッチョな体型の俳優さんです。
178センチ、100キロという巨漢で非常に存在感のある俳優さんです。1994年アメリカでミュージカル俳優としてデビューし、2002年に韓国で俳優デビューしました。
アクションを得意とする俳優さんで代表作は『新感染 ファイナル・エクスプレス』です。日本でも最近人気が出た俳優さんです。
また俳優業以外にもフィットネストレーナーとしての顔をもっています。
韓国ドラマはなぜ海外の人にもウケるのか

なぜ『韓国ドラマ製作者が視聴者を気にするのか』ということなのですが、これは前述した通り、より良い作品づくりができると点があります。
それ以外にも視聴者の意見を聞くことにより、作品の内容を『いかに魅力的に感じさせるか』ということにシフトさせ、結果作品が面白くなります。
この流れを何度も繰り返すことで海外の人も夢中にさせるような作品を提供しているわけです。
また韓国政府の政策もあります。『政府主導でマンションの管理会社と協力しケーブルテレビの普及に力を注いだことにより多チャンネル化を実現した』ことも挙げられます。
多チャンネルの実現により見逃し放送が実現しました。様々な方法で見逃し放送を見ることによってそのドラマをよく知らない人にも知ってもらうこともできました。
今の日本のような制度が2,3年前に整わせ、国民のドラマ離れを防ぐ事ができました。
ちなみに日本だとケーブルテレビの普及率が2割だそうですが、韓国だと9割だそうです。政府主導の成果がしっかりと現れていますね。
そして韓国政府自体が自国のコンテンツの輸出を積極的に推し進めており、より質の高い作品ができるというわけです。
そのためには『何がウケるのか』を調査し、マーケティングを行うことによって、結果海外の人たちにも人気がでる作品作りができ、海外でも賞をとることができる作品作りが可能になるという訳です。もちろん俳優さんの演技も素晴らしいというのもありますが、ドラマの脚本作りのゴールは海外に向いているというのが大きな違いではないでしょうか。