錦織圭 男子テニスの最新ランキング!最近の怪我の状況・試合内容・今後の試合予定は?
男子テニスの世界ランキング
日本で男子テニスをけん引してきたトップ選手【錦織圭】選手。現在の世界の中ではどの位置付けになるのでしょう。
ATP(男子プロテニス協会) は2020年9月14日時点での、最新の世界ランキングを発表しました。
【9月14日付最新ATPランキング】
順位.(前週) 名前「国籍」
- ← (1)ノバク・ジョコビッチ「セルビア」
2. ← (2)ラファエル・ナダル「スペイン」
3. ← (3)ドミニク・ティ―ム「オーストリア」
4. ← (4)ロジャー・フェデラー「スイス」
5. ← (5)ダニール・メドベージェフ「ロシア」
6. ← (6)ステファノス・チチパス「ギリシャ」
7. ← (7)アレクサンダー・ズべレフ「ドイツ」 - ← (8)マッテオ・ベレッティーニ「イタリア」
9. ← (9)ガエル・モンフィス「フランス」
10. ↑ (11)ロベルト・バウティスタ アグード「スペイン」
11. ↓ (10)ダビド・ゴファン「ベルギー」
12. ↑ (14)アンドレイ・ルブレフ「ロシア」
13. ↓ (12)ファビオ・フォニーニ「イタリア」 - ↑ (17)デニス・シャポバロフ「カナダ」
15. ↓ (13)デイエゴ・シュワルツマン「アルゼンチン」
16. ← (16)カレン・ハチャノフ「ロシア」
17. ↓ (15)スタン・ワウリンカ「スイス」
18. ↑ (27)パブロ・カレーニョ ブスタ「スペイン」
19. ↓ (18)ミロシュ・ラオニッチ「カナダ」
20. ↑ (21)フェデリックス・オジェ アリアシム「カナダ」
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- ↓ (34)錦織圭「日本・日清食品」
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- ↓ (49)西岡良仁「日本・ミキハウス」
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- ↓ (86)内山靖崇「日本・積水化学工業」
- ↓ (88)杉田祐一「日本・三菱電機」
錦織選手は、前週から順位を1つ下げて35位となりました。
最近の試合内容は
岡良仁とダブルス
2020年9月8日から9月13日オーストリアで行われたゼネラリ・オープン戦では、西岡良仁とダブルスでタッグを組みました。
対戦相手は「マルセル・グラノイェルス&ホレイジョ・ゼバロス」を相手に【2-0】と敗北。
ロレンツィオ・ムゼッティ
その後9月14日から21日のBNLイタリア国際戦では「ロレンツィオ・ムゼッティ」と対するもまたも【2-0】で敗北しました。
クリスチャン・ガリン
今年最後となってしまった試合、9月21日から27日 ドイツ国際オープンでは「クリスチャン・ガリン」と対してまたもや【2-0】で錦織圭の2020年の試合は終了してしまった。
ライバルは?
錦織選手とラオニッチ選手はライバルであり戦友でもあります。
ミロシュ・ラオニッチ
1990年生まれ
ユーゴスラビア出身カナダ国籍
1989年生まれの錦織圭とは1歳しか年齢が違わないため、期待の若手として注目を集めていた2人。
当然、熾烈な争いを繰り広げるライバル関係にもありました。
楽天ジャパン・オープン
クリスチャン・ガリン日本で行われるATPワールドツアー・500シリーズの楽天ジャパン・オープンでは、2012年と2014年に決勝戦で対戦し、どちらも錦織選手が勝利しました。
2014年には、楽天ジャパン・オープンのほか、デビスカップやウィンブルドン、全米オープンでも対戦してきました。
特に錦織圭が決勝戦へ進出したことでも話題となった、全米オープンでミロシュ・ラオニッチとのフルセットの死闘は大きな話題になりましたね。
深夜2時過ぎまで続いた熱戦を制したのは錦織圭でした。
現在は錦織選手が35位、ラオニッチ選手は19位とランキングでの差は広がってしまっていますが錦織圭との戦友関係は継続しています。

右肩の負傷はどうなったか
錦織は先の全仏オープン2回戦で右肩を負傷してしまい、『エルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン)』も直前で棄権を表明していました。
錦織選手自身、「肩は僕を悩ませている。1年を終えることにした」と発言して、右肩負傷の影響で今季終了を発表しました。
更に「試合をするときは100%であることを確認する必要がある。ひじの手術後に戻ってくるのは簡単ではなく、予想通り多少の浮き沈みがあった」
と明かした錦織選手は、2020年11月2日からの『ロレックス・パリ・マスターズ (フランス/パリ)』と、11月8日から開幕する『ソフィア・オープン (ブルガリア/ソフィア)』を欠場する。
「パリとソフィアをスキップして、2021年に全力を注ぐことにした。今年は重要な年だった。たくさんの支援ありがとう。またお会いしましょう」 と、コメントしています。
右ひじのケガ、新型コロナウイルスを乗り越えて9月の『ジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール)』で復帰した錦織は、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦敗退後の会見で次のようにコメントをしていました。「肩は若干心配です。結構痛みが出始めて、ちょっとサーブがきつかった」
錦織選手は全仏オープンで痛めた右肩の状態などを理由に今シーズンの残りすべての大会を欠場することを明らかにしました。
全仏オープン欠場
また、錦織選手はフランスで行われる四大大会に次ぐ格付けの大会と、ギリシャで行われる大会に出場する予定でしたが、全仏オープンで痛めた右肩の状態が万全ではないなどとしていずれも欠場し、シーズンを終えるということです。
錦織選手は去年受けた右ひじの手術や新型コロナウイルスによるツアー大会の中止などの影響で、およそ1年ぶりにツアー大会に復帰したものの今シーズンは4つの大会への出場にとどまりました。
今後の試合予定は
錦織選手の次の試合は、2021年の大会予定です。
プロテニスは直前まで対戦相手や試合開始日時がわからないうえに、新型コロナウィルスの影響もあることから2021年には行われる「だろう」と言ったあくまで【予定】どまりとなってしまっています。
まとめ
昨年からのケガ続きで不調気味だった錦織選手。ランキングでもケガを負う前からだいぶ下がってしまいました。
ですが逆に言うと「ケガさえなければもっと上に行けることが出来た選手」です。
来年はもっと身体を大事にし、どんどん駆け上がっていく姿を見ていきたいですね。