コロナ禍による不況はあらゆる業種に及び、我々の生活に大きな影響を与えています。
そんな中、多くの人は副業を始め、少しでも生活を安定させようと動き出しているのです。
ライティングやイラスト、動画編集にプログラミングといったスキルを売る人たちもいれば、アルバイトや内職といった時間を切り売りする人たちもいます。
こういった副業の手段の中でも、特に注目されているのが、「ユーチューブ」です。
ヒカキンやはじめしゃちょーといった有名ユーチューバーの認知度はかなり高く、彼らのようなトップユーチューバーは、ユーチューブというネットビジネスだけで「年間数億円」を稼ぎ出しているのです。
この記事では、そんな稼げるネットビジネス「ユーチューブのポテンシャル」について解説していきたいと思います。
多くの世代でユーチューブが楽しまれている
ほんの5年ほど前、2015年あたりまでは、ユーチューブは若者が見るコンテンツというイメージがありました。
しかし、2020年現在のユーチューブでは、性別を問わず子供から大人までが視聴しているビッグコンテンツとなっているのです。
ネットを日常的に使用している人の約8割がユーチューブを利用しているというその背景には、「どこでも動画を楽しめる」「あらゆるジャンルの動画が公開されている」というポテンシャルの高さがあるのです。
世の中にある多くのジャンルを手軽にユーチューブで閲覧することができるので、一昔前のようにわからないことや知りたいことをグーグルやヤフーで検索するのではなく、「動画で学ぶ」という生活スタイルが浸透してきているのです。
料理、魚釣り、スポーツ、音楽、キャンプ、勉強、ヨガ、心理学、動物、子供。
ありとあらゆるジャンルの動画が無数に公開されているのです。
ユーチューブビジネスは稼げるビジネス
ユーチューブで稼げるのは一部のトップユーチューバーのみということも言われていますが、チャンネル登録者数が5万人以上であれば十分に専業で暮らしていける収入を稼ぐことができます。
圧倒的な閲覧者数があり、広告収入と企業案件、グッズ販売、メンバーシップといった収入を見込めるユーチューブは、個人でも始めるのに最適なネットビジネスの一つなのです。
見出し:登録者と視聴回数を一定以上増やすのは難易度が高い
個人でも手軽に始められ、大きな収入を稼げる可能性のあるユーチューブですが、実際に登録者や視聴回数を一定以上得ていくのはなかなか難易度が高くなります。
ポイントは、
・チャンネルの特色やジャンルの選定
・動画編集スキル
・企画力
というものが挙げられます。
ユーチューブで稼ぐために絶対におろそかにしてはいけないのが、「チャンネルの特色やジャンルの選定」です。
変わった特色もなく、ありきたりなジャンルの動画では、星の数ほどあるユーチューブチャンネルの中で確実に埋もれてしまいます。
「自分はどのジャンルが得意なのか」「そのジャンルをどのように見せていくか」といった選定をすることができれば、稼ぐ可能性が広がっていきます。
そして、ユーチューブで稼ぐならば、「動画編集のスキル」も必須といえます。
多くのユーチューバーは、「Final Cut Pro」や「Adobe Premiere Pro」といった凝った編集ができる動画編集ソフトが使用しており、その編集技術によって動画のクオリティを高くしているのです。
同じ動画素材でも、編集技術の差によってその魅力は大きく変わるといっても過言ではないのです。
もしも自身にそのような編集スキルがない場合は、編集を外注するという方法もあります。
1本の動画を5000円~1万円で編集してくれるフリーランサーも多く、プロゆえに凝った編集も可能なのです。
最後に、「企画力」です。
例えば、料理が得意ということで「料理チャンネル」を始めたとします。
頑張って50本の動画を公開しましたが、どの動画も「同じようなカメラアングルで一般的な食材を使い一般的な料理を作る」ものばかりで、登録者数も視聴回数もまったく増えない。
というようなことが容易に想像できてしまいます。
これが、同じ料理チャンネルだったとしても、「食材を仕入れるシーンも撮影し、珍しい食材や料理を作る動画」ばかりだったとしたら、確実にその魅力度はUPし、登録者や視聴回数を増やすことができるはずです。
そこに、「ドッキリ企画」や「やってみた企画」などを絡めたり、一定以上の登録者数になったら「他のユーチューバーとのコラボ企画」などを行うのも効果的です。
芸能人の参入が大きな壁になる
前記した通り、ユーチューブは工夫次第で大きく稼ぐことのできるネットビジネスだといえます。
しかし、2020年現在のユーチューブ界は、「芸能人のユーチューブ参入」という大きな動きがあり、一般人のユーチューブ成功の可能性に影響が出てきているのも確かです。
カジサックや中田敦彦、本田翼、佐藤健、宮迫博之、手越祐也、川口春奈、ヒロシ、石橋貴明、ニコルなどなど、まさに「ユーチューブ界に芸能人がなだれ込んできている」状況なのです。
この流れは今後も変わることはなく、一般人のユーチューバーにとっては大きな壁として立ちはだかるはずです。
まとめ
今回は、ユーチューブというネットビジネスについて解説してきました。
ユーチューブでは、特色やジャンルの選定や動画編集スキル、企画力などを工夫することで「稼げる」ネットビジネスではあります。
今後は、芸能人のユーチューブ参入がさらに加速していくことが予想されますが、誰とも被らないオリジナリティを追及していけば、きっと成功を掴むことができるはずです。