【電子書籍 比較】BookLiveとhontoの特徴・料金・評判は!メリット、デメリット、決済手段など解説していきます
BookLive!とは
BookLive!は、凸版印刷の子会社であり、親会社は 2003年12月から携帯電話向け電子コミックストアを運営していたので、かなり歴史のある電子書籍ストアということになります。
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hontoとは
hontoは大手の印刷会社の大日本印刷が運営する電子書籍ストアです。丸善、ジュンク堂、文教堂、啓林堂書店と連携してサービスを提供し、ネット通販も行う電子書籍ストアです。
BookLiveとhontoの特徴と評判
BookLive!の特徴・評判

BookLive!はマンガが主だとする評判もありますが、小説、雑誌、実用書、専門書などあらゆるジャンルの電子書籍を取り扱っている総合型の電子書籍ストアです。いろいろなジャンルを横断して読書を楽しんでいる方にとっては非常に便利なサービスとなっています。
新規にBookLive!に登録すると、初回購入限定で、どの本でも50%オフになるクーポンがもらえます。お得なクーポンなので、購入する本を迷うかもしれませんが、新規登録した月の月末がクーポンの使用期限なので、忘れて期限を経過してしまわないよう注意しておきましょう。
BookLive!をさらに特徴づけるものとして、毎日1回引くことのできるクーポンガチャがあります。これを引くことにより、「○○のジャンルのマンガが○○%オフ」というクーポンをもらえます。 もし当たったクーポンが気に入らなければ、その内容をSNS(Facebook・Twitter)でシェアすれば、もう一度ガチャを引き直すことができるので、非常に便利でお得なシステムです。
また、BookLive!はTポイントと連携しており、貯めていたTポイントで電子書籍を購入することができます。Tポイントのもらえるポイント数は、前の月にいくら購入したかによって異なります。月に2000円以上なら1%であまりお得感はありませんが、5000円以上ならば2%になるのでかなりポイント的に有利になります。多くの書籍を買うヘビーユーザーならば、Tポイントを活かして買い物をするのがよいと思います。
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hontoの特徴・評判
hontoの最も大きな特徴といえるのは実店舗を持つ丸善、ジュンク堂、文教堂、啓林堂書店と連携したポイント制度です。
電子書籍やネット通販を利用すると100円ごとに1ポイント提携書店で紙の本を買うと200円に1ポイントもらうことができます。紙の本を買ってポイントがもらえるところが特色となっています。
さらに、電子書籍ストア、ネット通販、実際の店舗のいずれか2つを利用すると、翌月のポイントが2倍になり、3つ全てを利用すると翌月のポイントが4倍になります。4倍というのは電子書籍ではざらにあることなのですが、紙の本を買ってポイントが4倍ももらえるサービスは、なかなか見当たらないと思うので、これはhontoのハイブリッド型書店としての大きな強みの一つであるといえるでしょう。
また、実在の店舗と提携しているため在庫の状況なども電子書籍・ネット通販・書店の全ての在庫を一つのページで把握できるので非常に便利です。取り置きしておいてもらうこともできるので、なかなか在庫のない本などを購入する場合には、非常に有効です。
さらに、電子書籍ストアとしてのhontoは、割引クーポンの配布を非常に積極的に行っているので目当ての本が、お得に手に入る機会も多いといえます。
BookLive!の決済手段と利用方法
BookLive!の決済手段としては、クレジットカード、携帯キャリア決済、WebMoney、BitCash、 モバイルSuica、楽天Edy、Google Pay、Tポイント、BookLive! ポイント、BookLive!プリペイドカード、三省堂書店 店頭決済サービスと、かなり多くの決済手段をそろえています。これだけの決済方法があれば、困ることはないと思われます。
BookLive!で購入した電子書籍を読むには、以前は専用の端末などもあったのですが、すでに販売を終了しており、無料アプリで読むことになります。パソコン・スマートフォン・タブレットにアプリをダウンロード・インストールすれば読めるようになるのですが、Macのパソコンではアプリは利用できないのでブラウザを通して読むことになり、書籍のダウンロードもできませんので、注意が必要です。
1つのアカウントで5端末まで共有できるので、家の中ではパソコンで、外ではスマートフォンという使い方をすることもでき、非常に便利です。
hontoの決済と利用方法
hontoでの決済手段としては、クレジットカード、携帯キャリア決済、WebMoney、BitCash、リクルートかんたん支払い、LINE PAYに対応しているので決済手段で困るということはないほどの十分さではないかと思います。
hontoで購入した電子書籍を読むには、専用のアプリをパソコン・スマートフォン・タブレットにインストールすることが必要になります。1つのアカウントで5台まで同期することができて、マーカーやコメントを共有することもできます。外ではスマートフォンを使い、家の中ではパソコンで読書することも出来て非常に便利です。
さらにブックキュレーターと呼ばれる専門家がまとめたおすすめを購入履歴などから判断して紹介してくれるので、今まで知らなかったような良い本を紹介してもらうことができるかもしれません。
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BookLive!のデメリット
マンガではかなり評判の良いBookLive!ですが、小説や実用書など活字を読む場合にはAmazon Kindleの方がタイトル数も多いし、割引やクーポンも豊富にあり、無料のリーダーアプリの機能が優れているなどの評判がよく目につきます。マンガ中心に読むならば十分なサービスなのかもしれませんが、活字の本を中心に読むのならば、あまりおすすめできないサービスなのかもしれません。
さらに、BookLive!の評価で目に付くデメリットとしては、自動ページ送り、縦読み、読書しながらのダウンロードができない点が他の電子書籍サービスと比較して、あまり評価のできない点として挙げられています。
hontoのデメリット
ここからは、hontoのデメリットについて説明していきたいと思います。
特徴のところで述べましたが、hontoの最大の特徴は実在の店舗を持つ書店と連携したポイント制度です。しかし、丸善、ジュンク堂、文教堂、啓林堂書店はすべての都道府県にあるわけではありません。
山形県
栃木県
群馬県
石川県
福井県
富山県
和歌山県
徳島県
高知県
鳥取県
島根県
山口県
熊本県
長崎県
佐賀県
宮崎県
の18県には今のところ該当の書店がありません。そのため、書店がない県に住んでいれば、4倍の条件をなかなか満たすことは困難です。そのため、hontoの最大のメリットである紙の本のポイント増量を恩恵を受けることができません。これは大きなデメリットであるといえます。
さらに、ネット通販はAmazonなどと比べると配送に時間がかかるので、それほど使い勝手のいいサービスとは言えません。
また、電子書籍のラインアップも他の書店と比べても普通な感じであり、キャンペーンも取り立ててお得といえるほどでもないので、際立った特徴のない電子書籍ストアともいえるので微妙なところもあります。この辺はユーザーの感覚や好みによるといえるでしょう。
まとめ
BookLive!では、マンガの1巻はほとんどが無料で配信されているので、マンガを中心に少し実用書などを読みたいという感じの使い方をする方にとっては素晴らしいサービスではないかと思います。
hontoでは、近くに対象の書店がある方には、非常に画期的なサービスになると思いますので、電子書籍の購入を検討する際には、選択肢に入れておきたいサイトです。